妖怪アマビエって?

皆さんは「アマビエ」という妖怪をご存じでしょうか?
輝く海から現れ豊作や疫病を予言し、その姿を絵に描いて人に見せると疫病を鎮静化させる…という言い伝えがある妖怪だそうです。
恥ずかしながら私は最初「アマエビ(甘海老)」と見間違えていたのですが、新型ウイルスの流行で多くの方が描いているのを拝見し、その存在を知りました。
半人半魚で三本の足、長い髪、くちばしとヒレのような耳が特徴だそうで…何とも言えない可愛らしさがあります(*^^*)

言い伝えに習い、アマビエ様を描いてお披露目することをアマビエチャレンジというそうです。
今のこの状況が少しでもよくなったら…という願いを込めて、私もアイロンビーズでアマビエ様を表現してみました。

作品紹介

こちらが今回作ってみたアマビエ様。
横向きの作品が多いので、今回はあえて正面向きのアマビエ様を作ってみました。

アイロンビーズなので、描いたといっていいものなのかは微妙ですが…
色違いで三人(人?匹?羽?)作ってみたら、何だかユニットみたいで愛着が湧いてきます(^^;

今回も丸形プレートを使用しています。
お子様でも簡単にできますので、みんなで作ってお守りにしていただけたら嬉しいです。(小さなお子さんと作る場合、アイロンがけの作業は必ず保護者の方が行ってくださいね)
我が家は娘たちが描いたアマビエ様の絵とともに、壁に貼ってみました(^^)
こちらの作品も作りたい方がいるかは分かりませんが…
念のため図案も載せておきますね。

作り方(図案紹介)

【アマビエ様・アイロンビーズ図案】

<仕上がりサイズ>
ミニサイズのアイロンビーズで作った場合→縦3.0cm×横2.6cm

<使用したプレート>
丸形プレート(縦置き)
※写真はミニサイズですが、通常サイズのアイロンビーズでも作成可能です。

<使用したビーズ>
・ピンクのアマビエ様ver.
はだいろ…18個
ピンク…18個
濃ピンク…7個
薄ピンク…5個
やまぶきいろ…4個
水色・黄緑・黄色(鱗部分)…各3個
白(足)…3個
ラズベリー(頬)…2個
青(目)…2個

・水色のアマビエ様ver.
はだいろ…18個
みずいろ…18個
濃みずいろ…7個
薄みずいろ…5個
やまぶきいろ…4個
薄ピンク・黄緑・黄色(鱗部分)…各3個
白(足)…3個
ピンク(頬)…2個
緑(目)…2個

・緑色のアマビエ様ver.
はだいろ…18個
きみどり…18個
みどり…7個
薄みずいろ…5個※あればミント色がいいかも。
やまぶきいろ…4個
薄ピンク・みずいろ・黄色(鱗部分)…各3個
白(足)…3個
ピンク(頬)…2個
ラズベリー(目)…2個

作り方アドバイス

※アイロンの温度は各ビーズのメーカーさん推奨温度をご使用ください。
※アイロンがけの際は火傷に十分にご注意ください。
※色の名前はメーカーにより異なりますので、お好みに合わせて使い分けてくださいね。
黄色や紫バージョンなんかがあっても可愛いかも(*^^*)
いっぱい作ってアマビエシスターズ!!なんてね♪

いかがでしたか?
ポイントとしては、
・ヒレのような耳
・くちばしのような口
・長い髪
・三本の足
・ウロコのような体
が、アマビエ様の特徴なんだとか。
一応そちらも意識してみたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
写真のように色違いを沢山作るのも可愛いですよ(*^^*)

アマビエ様の豆知識

ちなみに、アマビエ様…
先日、テレビで特集されているのを見たのですが…(フジテレビの「ノンストップ!」だったかな?)
じつは、もともとはあの姿ではなく、三本足のサルのような姿の“天彦(アマヒコ)”という妖怪だったようです(;゜Д゜)
それが、伝言ゲームのように描いて&書いて伝えるうちに今話題になっている半人半魚のような姿になったのでは…ということらしいです。
なので上に書いたポイントは、足が三本なところしか合ってない!!
あまりの違いに私も驚いたのですが…
とはいえ今のアマビエ様は何だかとっても可愛らしくて素敵ですよね。
言い伝えに出てくる絵も何だかマンガっぽいというか…
漫画やアニメーション好きの日本人の心には、ぐっと刺さったのは納得だな~なんて思います(^^)
もしかしたら、サルのままだったらこんなに流行ってはいなかったかもしれませんね。
アマビエ様のご利益はいかほどなものかは分かりませんが、陰鬱になってしまいがちな空気が少し和んで癒されるような気がします。
世の中が大変な時期ではありますが、みんなでこの状況を少しでも早く乗り越えられたらいいですね。
私もできるだけ外出を控え、できることをしていきたいと思います。

さいごに(追記あり)

(5/21追記)
ここ最近、こちらのアマビエ様記事の閲覧数が大変伸びています。ご覧いただきた皆様、本当にありがとうございます。
最近思うのですが、アマビエ様が「描いて」伝えられるようになったのは、もしかして会話で伝えるのを減らす=飛沫感染を減らすためだったのかも!?
その当時に感染症予防の概念があったかは不明ですが…実際、それで少し感染が抑えられたのかななんて思ったり。
アマビエ様については「神頼み(妖怪頼み)するなんて!」と仰る方もいらっしゃいますが、絵に描いたり作品にすること、それを伝えることで少しでも楽しく過ごせるのであれば素敵なことだと私は思います。
緊急事態宣言が解除された地域も多くありますが、元の生活が戻るまではもう少し時間がかかりそうですね。
私にできることはあまりありませんが、このアマビエ様で皆様の気持ちが少しでも明るくなるのであれば嬉しいです(^^)

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんにとって今日が素敵な一日になりますように。

気ままママ・かまちぃ